中学受験をする理由

自分のことを思い返せば、成績なんて簡単に伸びるものではないということは分かっているのですが、それでも、息子くんの成績が伸びないのに、悩んでしまうのが親というもの。

小学校5年生になってから、息子くんのできていないところばかりが目に付いて、私もはあ~とため息が増えてきました。

勉強を前向きにやっているし、塾も嫌がらずに通っているということだけでも、ほめてあげるべきなんでしょうけど、それでも、それでも、と思ってしまします。

一人で悩んでいても仕方ないし、塾に面談をしたところで、あまり解決に至らないので、中学受験を始めたころの原点に返り、ノウハウ本を読み返してみることにしました。

結構、色々な本を読み漁ったのですが、もう1年以上もたつと、内容って忘れてしまっているものですよね。

まず初めに、中学受験をしようと決めた時に読んだ本から、読み返してみようと思います。

 

中学受験をする理由

なぜ中学受験をするのかその2の続きです。

私は、田舎の中学、県内の進学校に進んだわけですが、大学に入って更なるカルチャーショックが待ち受けてました~

大学は私立なのですが、この大学、公立の高校から一般入試で入ってくる人が極端に少ないのです。(少なくとも私の学部では)

まず、附属高校から入ってくる人が1/3くらい、そして、大多数を占めるのが私立の中高一貫校から入ってくる人たち。公立出身の人がいた!と思ったら、だいたい指定校推薦。もしくは、中学受験もしくは、高校受験で私立に受からなくて、公立に行った人ばかり。

私みたいに、公立の高校からギリギリ頑張って、受験した人がホントに少数だったのです。

そして、中高一貫校出身の人たちはなぜか、余裕がある感じ・・・

話を聞いてみると、結局、高校2年生までに高校3年生までの勉強は終了していて、高校3年生は受験に向けたカリキュラムになっているということでした。

一方、私の高校時代といえば・・・
①世界史:先生がインド好きでインドしかやってくれない
②英語:文法ばっかり詰め込まれる
③数学:女子は数学が苦手なのに、フォロー体制はなし(赤点を出さないのに精いっぱい)
④現代文:これは、当たりの先生で、論文など見てもらえました~でも、試験対策という側面はなし

公立中学から公立の高校へ進学する場合は、学校の勉強をしっかりやっていれば、それなりの高校に進学できたので、高校も授業をしっかり理解すれば、大学受験対策になるとばかり思っていたのですが、残念ながら、大学受験への対応は公立では難しかったです。

後々、大人になってから、公立高校はどんな進学校でも4年制(高校3年予備校1年)だと言われていることも知りました。

大学に入って、初めて私立中高一貫校のからくりを知った私は、ホントにホントに驚くとともに、なるほど、世の中ってそういう風になっているのかと、妙に納得したのを覚えています。

ということで、中学高校一貫しての学業の連続性や大学受験へのスムーズさ、部活等による生徒の興味へのきめ細かな対応などのことを考えると、絶対、私立中高一貫校への進学が良いな~と思っています。